ある日自転車で路地裏を走っていると、道端で座っている鳩がいました。
歩いているのではなく、卵でも温めているように座っているんです。
最近は人間に慣れて、近づいてもなかなか逃げない鳩が多いですが、
この鳩もギリギリまで逃げない様子。
私、完全に舐められてます。
このままでは鳩を轢いてしまう状況のため、少し焦る私。
「ちょっと、どいてどいて!」
と心の中で叫んでも思いは彼女(鳩)には届きません。
そして、私が自転車のスピードを落とし始めたところで、なにくわぬ顔でようやく場所を移動します。
バサバサバサ・・・、フワリ。
ちょっと、さっきとあんまり場所変わってないんですけど・・。